省エネ対策には遮熱塗料?②
前回の続きからになります。
遮熱塗料、断熱材を屋根リフォームに使ってなぜ省エネができるのか?
どうして省エネ対策ができるのかは次の通りです。
◎断熱により外部からの熱気をカットして空調の稼働率が下がる
◎太陽光から建物を守るので家の耐用年数が延びる
◎断熱材を使うことで気密性が保たれて寒さから解放される
◎消費電力が下がるため二酸化炭素の排出量が低減できる
遮熱塗料と断熱材は住む人を快適にしますが、建物自体もガードして耐用年数を延ばす働きがあります。
これは長い目で見れば、二酸化炭素の排出低減につながり、
新しく家を建てることで減少する森林不足の対策にもなるため、
遮熱塗料や断熱材を使用した工事は地球に優しい取り組みだと言えます。
そもそも遮熱塗料と断熱材は同時に使えるのか
遮熱塗料と断熱材は同時に使えます。
むしろ使うことを推奨しています。
なぜなら、遮熱塗料は屋根や外壁などに使うことで、建物の外側をコーティングする働きがあり、
断熱材は、屋根や天井、壁、床、基礎など内部に使用することで室内の温度を快適にしてくれるからです。
つまり、夏はすずしく、冬はあたたかくといった快適な住宅が実現するのです。
遮熱塗料、断熱材を同時に使うことで、建物の寿命を延ばすことができます。
材料費がかかってしまうかも知れませんが、
長い目でみれば建物のメンテナンスの周期も長くなり、光熱費が安くなるでしょう。
また、遮熱塗料を扱える業者は、工法、材料のことを相当研究しています。
優良な業者に施工してもらうことで、より一層、建物の寿命も長くなるでしょう。
ヒートアイランド対策の一環としても、ひとりひとりがこのような遮熱塗料、
断熱材をマイホームに使い地球温暖化防止という意識を高めていけると将来の子供や孫世代の負担が減ることでしょう。
遮熱塗料、断熱材を使った工事を行う時のポイント
遮熱塗料、断熱材を使った工事のデメリットは、材料費が高いことです。
ここでは、省エネにつながる工事をもっとお得に行う方法をお伝えします。
補助金が使えるか確認する
まず、どうすれば補助金を使って工事ができるのか、ポイントを5つご説明します。
1. 工事の着工前に申請すること
2. 遮熱塗料、断熱材を使った工事であること
3. 日ごろからきちんと納税しておくこと
4. 地方自治体が決めた業者で工事を行うこと
5. 必要書類をそろえて不備がないようにすること
上記を見て「簡単に申請できそう……」と思った人は多いのではないでしょうか。
3つめの「納税」は国民の義務ですから、ほぼ全員がおこなっていることでしょう。
遮熱塗料、断熱材を使った工事を行うなら、補助金はぜひとも申請してください。
省エネ工事は補助金の対象となるケースが多いです。
5つめの必要書類ですが、これは助成金工事を行ったことのある業者に依頼すればサポートしてもらうことが可能です。
火災保険が使えるか確認する
火災保険は、経年劣化による改修工事には適用できません。
しかし、風災(台風など)、水害、地震などの自然災害、
または火事による建物損壊には、保険適用の可能性が高まります。
住宅火災保険では、火災、風災、落雷、雹(ひょう)、爆破に対応しています。
住宅総合保険では、上記の項目に加えて、水漏れや飛来物、落下物、外部からの衝突に対応しているでしょう。
プランによっては、洪水などの床上浸水に対応している保険もあります。
加入時に十分確認しておきましょう。
すでに加入済みの保険に関しても約款や保険会社の担当者へ確認しておいてください。
災害にあい、建物の修復工事を行う際は、遮熱塗料、断熱材を使った工法にしておくことで、
耐用年数が延びて、以後の災害に備えた建て替えが可能となるでしょう。
補助金や火災保険を使って省エネリフォームをしよう!
前項で説明しましたが、助成金を使う、また火災保険を適用させて工事を行うには、
それらの申請に対応できる業者を見つけることが大切です。
業者を選定できれば補助金、保険金の申請をスムーズに完了させることができます。
また自然災害の被害状況によっては、保険申請と補助金申請が行える可能性もあります。
川口市の戸建ての塗装や、マンション・アパート・店舗の塗装工事は有限会社松浦塗装にお任せ下さい。
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