家を建てたばかりの新築時は外観もキレイですよね。
しかし、5年、10年と時が経つに連れて「色褪せ」が気になるようになります。
色褪せを放置するのは自由です。
しかし、古びた印象を与えてしまいます。
そこでおすすめなのは外壁塗装です。新築時のような外観に仕上げることが可能です。
ちなみに、色褪せを放置するのは自由だと伝えましたが、塗料の膜となる塗膜そのものの防水性が低下しているといったサインにもなるんです。
この塗膜には、建物の劣化要因になる水の浸入を防ぐ役割もあります。
その役割となる塗膜の防水性が低下してしまう状態なので、放置すると雨漏りを起こす可能性も少なからずあります。
そのため、次に行う外壁塗装では色褪せがしにくい塗料を選ぶようにしましょう。
色褪せのしにくい塗料を選ぶことによって、塗膜の進行を遅らせることも可能です。
前述の通り、色褪せてしまった外壁は塗装をすることで色褪せを防げます。
多くのご家庭では色褪せしにくい色が気になるかと思います。
無難な色となると「白色」です。
確かに色褪せしにくい色なのですが、顔料に酸化チタンが含まれています。
この成分は、光にあたると塗膜を破壊する劣化因子を発生させてしまうデメリットがあります。
もちろん、この酸化チタンは量の違いこそあってもどの色付き塗料にも含まれています。
選ぶのなら劣化因子を発生しにくい制御機能を持った酸化チタンを選ぶようにしましょう。
外壁塗装に用いる塗料にはさまざまな機能があります。
しかし現実的にいえば、塗膜の劣化が進行すれば自然に色褪せが起きてきます。
それは防ぎようがありません。
そのため、色褪せしにくい塗料を選ぶのならば「耐候性」の高い塗料を選ぶことに焦点をおくと良いでしょう。