「外壁塗装はどのタイミングで行えばいいの…」と、見極めは難しいですよね。
外壁塗装の時期・季節としては、春(3月・4月・5月)・秋(9月・10月・11月)だと言われていますが、
お家の状況だけでなくあなた自身やご家族の状況によっても、最適な外壁塗装の時期・季節は変わってきます。
そして、あなたにとっての最適な時期・季節を知らないと、
悪徳業者や訪問販売があなたの情報不足に付け込んで契約を迫ってきたり、悪意のある業者から身を守ることができません。
外壁塗装の時期とは、「塗装をしなくてはいけない症状が出ている」という事。
外壁塗装の季節とは、「塗装に適しているタイミングがある」という事。
この2つの情報を知ってもらうことで、あなた自身が正しい判断で外壁塗装のタイミングを見極められるようになります。
ベストはいつ?外壁塗装の時期を知る
外壁塗装の失敗を防ぐため、時期といった情報はとても重要です。
さらに外壁塗装に対しての「時期」には以下4つの意味が込められています。
塗装が必要な劣化症状が出ている
築年数が10年以上経っている
ライフステージが変わった
塗装業者の繁忙期
どれも大事な時期のお話になるので、一つ一つ詳しく見ていければと思います。
外壁塗装1つ目の時期:塗装が必要な劣化症状が出ている
外壁塗装の時期の中でも特に重要なポイントとして、外壁面にどんな劣化が表れているかという事になります。
外壁塗装自体、薄い数mm程度の厚さしかないですが、
塗料に付与されている耐久性などによって、数年は大丈夫なのですが、
紫外線や雨風などの自然環境が発生させる刺激やダメージによって、
塗装(塗装の膜)が少しずつ削れてしまっているんです。
一度外壁に塗料が塗られたからといって、一生保つ塗料など存在しないため、
いずれは必ずメンテナンスが必要になる事を、あなたには覚えてもらえればと思います。
それなら、メンテナンスが必要だというのであれば、その時期はいつになるのか。
ここで外壁塗装の時期の1つ目として、外壁面にどんな劣化が表れているかが、時期を見分けるポイントになってきます。
外壁塗装の時期である症状がお家に発生していたら、あせらず急がなくて大丈夫ですが、
まずは時間を見つけて外壁塗装の優良店に無料の調査をしてもらってほしいです。
外壁面をキレイにすることがだけが外壁塗装の目的だと思っている方も多いのですが、外壁塗装の本当の目的は、
建物の防水性を高め寿命を延ばすための工事です。
一戸建てであれば、建物は木造建築で作られていることが多いですが、木造建築の建物の天敵となるのが雨水です。
建物内部に雨水の侵入を許すと、建物内部から腐食が始まるだけでなく、
シロアリなどを呼び寄せて建物の躯体(くたい)と呼ばれる建物の骨組みをボロボロにしてしまう事もあります。
外壁塗装を行い、しっかりと防水機能を保っていれば将来的に数百万のメンテナンス費用で済んだものが、
外壁塗装をせずそのままにしていると、様々な被害が合わさり、
建て替えなど1,000万円以上の高額リフォームが発生する可能性を高めてしまいます。
劣化症状を確かめながら、外壁塗装の時期であるかをまずは確認してみましょう。
部位ごとでの塗り替え年数
部位や素材ごとに、塗り替え年数は異なります。もちろん同じ建物であっても、
南側と北側では劣化の進み方が違いますし、
風通しのよい場所や湿気のこもりやすい場所などの環境によっても異なってきます。
塗り替えの目安として参考にしてください。
◆外壁
吹き付け 6~10年
サイディング 10年
ALC 10年
◆屋根
カラートタン 5~8年
スレート(コロニアル) 10年
◆木部 3年
◆鉄部 3年
次回も引き続き外壁塗装の塗り替え時期についてお話していきたいと思います!