外壁が老朽してきたな…そう感じたら、もしかしたら塗り替えの時期かもしれません。
老朽した外壁をそのまま放置するとさらに老朽が進み、住宅の耐久性に悪影響を及ぼすこともあります。
できるだけ家を長持ちさせたい…そう思うのであれば、定期的に外壁塗装をしましょう。
1.塗料により耐久性も違う
外壁塗装の費用は決して安いものではありません。
そろそろ塗り替えたいけどお金がかかるのがネックで思いきれない…そう思っている人もいることでしょう。
外壁塗装の費用は使われる塗料により差があります。
長持ちする塗料は費用が高く、比較的耐久年数が短いものは安くなります。
今の段階で最も高品質なのが、無機塗料です。
無機塗料は、字のごとく無機素材からつけられています。
住んでいる間外壁塗装を何度かおこなうことになりますが、
耐久年数が長いためにほかの塗料より塗り替える回数が少なくなるのがメリットです。
素材が割れやすいのが無機塗料の問題点とされていましたが、品質が向上した割れにくいものもあります。
良いことずくめの無機塗料のデメリットをあげるとしたら、やはり高額なことでしょう。
品質が良いためにその分費用も高くなります。
ただ、リーズナブルなものを選んで何度も塗り替えるより、
少し高くても塗り替える回数が少なくなる塗料が長い目で見てお得なのではないかという見方もあります。
2.外壁塗装の相場について
外壁塗装の相場は住宅の大きさに比例することがほとんどです。
塗装をする際足場を設置する必要があることが多く、その費用も加わります。
費用はアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機塗料の順に高くなっていきます。
また、この順番で耐久年数も長くなります。
約30坪の広さで塗料のアクリルを選べば65万円程度、ウレタンが70万円程度、シリコンが75万円程度、
フッ素が85万円程度、無機塗料が95万円程度です。
ただこれはだいたいの目安になりますのであくまでも参考程度になります。
外壁塗装の効率を良くするために、塗装をする前にまず住宅を洗浄します。
理由は、こうすることで下地が整いやすくなるからです。
ただ気を付けたいのがその時に近所に汚れたお水が飛び散ること…それを防ぐためにネットを張ります。
また、養生や諸経費などもあるので、それも頭に入れておくと良いでしょう。